私の宝物【インク壺とペン皿】
昭和37年学校を卒業し勤めた職場で最初に支給されるものは、ペン軸、ペン先、インキです。
所属長クラスにはインク壺とペン皿です(画像のもの)。他には筆、硯、墨、墨汁と算盤(そろばん)です。
手動の計算機は10人に1台位でした。
まだボールペンはありません?。用紙類はB版 縦書きです。同じ文書2~4枚書くには
カーボン紙を使いました。
10枚以上の時は謄写版を使いもちろん手動です。まだ複写機はありません。
その後ボールペン、電動計算機、ダイヤル式電話機の時代になりました。
本当に便利になりましたよ。月給は手取¥15000円位でした。
その頃の職員のクルマはマツダ360、ダットサン、スバル360、2輪ではラビット、
シルバービジョン、ジュノー、を駐車場で見ることができました。
自宅に電話を持っている人は稀でした。
急用で呼ぶ時は電報を使っていました。私は一軒隣りの方の電話を呼び出しに
使わせて頂き、お袋が盆暮れにお礼していました。